ブログで収益化を目指すなら、他社広告の選び方や配置場所はとても重要です。
「どの種類の広告が効果的でしょうか?」
「広告タグやリンクはどこに設置すればいいですか?」
他社広告をご紹介していると、よくそのような質問をいただきます。
この記事では、初心者にも分かりやすく、ブログに使える他社広告の種類とおすすめの配置場所を画像付きで丁寧に解説。
どの広告がどこに向いているか、実例を交えて紹介するので、この記事を読めばあなたのブログにぴったりの広告戦略が見つかるはずです。
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ブログ収益化を本気で考えている方は、ぜひ最後までチェックしてみてください!
他社広告とは?


ここでいう「他社広告」とは、グーグルアドセンス以外のクリック型広告(CPC)やインプレッション型広告(CPM)のことを指します。
- クリック型広告:クリックされることで報酬が発生
- インプレッション型広告:広告が表示されることで報酬が発生
いずれも、「成果報酬型のアフィリエイト広告(物販やサービス申し込みなど)」とは異なり、広告の表示やクリックという“軽いアクション”で収益が生まれる点が特徴です。
つまり、Googleアドセンスのような仕組みを想像していただければイメージしやすいかもしれません。
実際、アドセンスに似た形式の広告サービスは他にも複数存在しており、それらを上手に活用することで、アクセス数に応じた安定した収益化が可能となります。
ブログに最適な他社広告の種類と位置を画像付きで紹介


広告の種類は、全部で9つです。
- バナー広告(レクタングル広告)
- オーバーレイ広告
- インタースティシャル広告
- ワイプ広告
- インストリーム広告
- レコメンド広告
- 記事下インフィード広告
- ブラウザバック広告
- オファーウォール広告(リワード広告)
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一つずつ、解説していきますね。
バナー広告(レクタングル広告)
バナー広告とは、ブログやWebサイトに設置する画像形式の広告で、主に「四角形(レクタングル型)」のものを指します。
Googleアドセンスをはじめ、他社広告でもよく使われるスタンダードな広告形式です。
広告会社によって呼び方が若干異なり、
- バナー広告
- レクタングル広告
- インライン広告
- ハイブリッド広告
などの名称で表現されることがあります。
呼び方が異なっていても、基本的には画像やテキストを組み合わせた四角い広告枠(正方形or長方形)を指している点では共通しています。
サイズは、300×250が最もポピュラーです。


また、同じレクタングルサイズの広告の中に、複数の広告を分割して表示することがあります。
よくあるのが、田の字型に区切った4連タイルと、縦型にリスト化した3連広告です。
4連タイル広告のイメージ


3連広告のイメージ


他にも、収益性の高い広告として動画広告があります。
これは、レクタングル型(四角形)の広告内に、動画広告が流れる形式です。
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動画広告はCTR(クリック率)が上がりやすい傾向にあります。
取り扱っている事業者は少ないですが、動画広告は静止画の広告に比べて高い収益性を期待できます。
オーバーレイ広告
オーバーレイ広告とは、主にスマホで表示した際に画面下に固定されて表示される広告のこと。
正しく設置されれば、以下のような形で広告が出るはずです。


スクロールしても追従して表示され続けるため、収益性も高い傾向にあります。
ただし、アドセンスのアンカー広告と被ると規約違反とみなされる可能性が高いです。
そのため、どちらを活かすのかをあらかじめ決めておく必要があります。
インタースティシャル広告
画面遷移の際に、全画面に表示される広告を「インタースティシャル広告」といいます。


視認率が高くクリックされるチャンスが多い反面、「×ボタン」を押さないと広告が消えないことから非常に鬱陶しい広告ともいえます。笑
ユーザーが初めてブログに訪れた際にも表示されてしまうことから、離脱率が上がってしまうリスクも。
インタースティシャル広告のリスクについては、こちらの記事をご覧ください。


ワイプ広告
ワイプ広告は、画面の隅に固定表示されるバナー形式の広告です。


スクロールに追従する仕様のため、ユーザーの視界に留まりやすく、クリックされる可能性が高まります。
「×」ボタンで簡単に閉じることができ、一度閉じると、同一記事内では再び表示されることがない広告が多いです。(※広告によって異なる)
インストリーム広告
「インストリーム広告」とは、動画コンテンツの再生中に流れる広告のことです。
通常、記事上部に動画広告を設置し、それと併せてワイプ型の広告が横から表示されます。
2つはセット




インストリーム動画広告は、ユーザビリティ(ユーザーの利便性)を損ねる分、収益性も高い広告といえます。
ワイプ広告と似た形で表示されるので、どちらか一方を運用するのが一般的です。
収益性という観点では、ワイプ広告よりもインストリーム広告のほうが高い傾向にあります。
レコメンド広告
「レコメンド広告」とは、通常ブログの下部に掲載することが多い、関連性の高いコンテンツを提案する広告のことです。
“Recommend”とは、「おすすめ」「推薦」という意味。
サイト内のおすすめ記事と広告がミックス配信されることが多いです。


記事コンテンツの一部のように自然に表示されるため、ユーザーの違和感が少なく、クリックされやすいのが特徴です。
また、広告枠数が多いため、収益性が高い傾向にあります。
サイト内の記事が表示されるため、サイト内の回遊率アップを期待できるでしょう。
記事下インフィード広告
記事下に、ずらっと羅列されている広告を「記事下インフィード広告」といいます。
広告会社によって、呼び方や表示イメージが若干異なります。
記事下5連インフィード


記事下2×4インフィード


レコメンド広告と似た形になりますが、大きな違いはサイト内の記事が表示されるかどうか。
レコメンド広告の中には、広告×記事がミックス配信されることが多い一方で、インフィード広告は全面に広告一色です。
ブラウザバック広告
ブラウザバック広告とは、ユーザーがサイトを閲覧中に「戻る」ボタン(ブラウザバック)を押した際に、本来戻るはずの前のページではなく、広告ページが表示される広告です。


これまた鬱陶しいと非常に評判が悪い広告ですが(苦笑)、記事外=ブラウザバック時に広告が表示されるため、記事を離れたタイミングで収益化できる点ではインパクトがあります。
ユーザーが記事を読み終えて戻ろうとした際に表示されるため、直帰ユーザーを活かすラストチャンス的な位置づけです。
ただし、収益性という観点では低めですので、過度な期待は禁物です。
オファーウォール広告(リワード広告)
オファーウォール広告とは、サイトを訪問するユーザーに対してメッセージを表示し、記事を見るために何らかのアクションを起こす必要がある広告のこと。
よくあるのが、動画の再生が始まって、それを見終われば記事コンテンツが表示されるというものです。
サイト訪問直後に表示されるメッセージ


▶
広告が流れる


▶
「✕」を押すと記事が見れる


数秒間(長ければ30秒)の動画が再生されるため、ユーザーが敬遠し、即離脱する可能性を高めやすい広告です。
一方で、非常に収益性が高いという側面もありますので、ハイリスク・ハイリターン型の広告といえるでしょう。
アドセンスにも同様の広告がありますが、一部の他社広告でも提供があります。
両方を運用することはできませんので、どちらか一方を選んで利用しましょう。(推奨:アドセンス)
全ての広告を入れるべき?
ここまで9個の広告をご紹介しましたが、必ずしも全てをあなたのブログに設置する必要はありません。
むしろ、無理にたくさん設置すると読者の離脱率が上がったり、ページの表示速度が遅くなったりして、かえってマイナスになることもあります。



広告の数を増やすと、どうしても記事コンテンツが見づらくなりますからね。
大切なのは、
- どこまで収益性を重視するのか?
- ユーザーの見やすさを重視するのか?
このバランス感覚です。
例えば、ブログの収益を最優先したい場合は、ある程度広告の数を増やし、収益性の高い配置を工夫することが必要になります。
ですが、その分どうしても読者体験(見やすさ)は犠牲になりがちです。
一方で、読者ファーストを徹底したい場合は、あえて広告数を絞って、自然な位置にさりげなく設置することで、コンテンツの質を保ちながら広告収益を得るというスタイルもあります。
- 収益を最大化するのか
- 見やすさを重視するのか
- その間くらいの運用をするのか
運営者のスタンスによって、運用する広告の数や配置を工夫することです。
収益性を最大限高める場合、7個以上の広告を同時に導入するケースもありますし、平均的には4~5個、ユーザビリティを重視する場合は2~3個というのが一般的です。
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明確に「正解」があるわけではなく、自分のスタンスによって導入する広告を決定しましょう。
あとがき
ブログで収益化を目指すうえで、広告の種類や設置場所は見落としがちなポイントでありながら、実は成果に直結する重要な要素です。
特に初心者の方にとっては、「広告ってなんだか難しそう…」と思われがちですが、仕組みを理解し、自分のブログに合った広告を選ぶことで、収益化の道はグッと近づきます。
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今回ご紹介した広告の特徴や配置のコツが、少しでもあなたのブログ運営のヒントになれば嬉しいです!
他社広告の導入において必要なheadやbodyの知識については、こちらの記事をご覧ください。


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