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【2024最新】アドセンス(個人)の米国税務情報の提出方法を図解付きで解説

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【2024最新】アドセンス(個人)の米国税務情報の提出方法を図解付きで解説

Youtubeやグーグルアドセンスで広告収入を得ている場合、2021年から米国(アメリカ)の税務情報の提出が必要になりました。

提出しないと収入の一部が差し引かれてしまいますので、アドセンスユーザーの方は必ず提出しておきましょう。

とはいえ、税務に関する内容ということもあり、専門用語もなかなか難解です。

そこで今回は、以前税務情報の書類作成に携わっていた筆者が、Googleへの提出方法を解説します。

法人の方はこちら

混同されやすいですが、シンガポールの税務情報とはまた別モノです。

\アドセンス以外の広告を解説/ 
目次

アドセンスにおける税務情報の提出って何?

税務情報を提出することで、米国に居住していない証明をすることができます。

これにより、米国に税金を納める義務がなくなるのです。

逆に言えば、この申告をしていない場合、勝手に源泉(税金)が差し引かれてしまう可能性も。

税務情報を提供していただかなかった場合、Google は最大の税率を適用して全世界での収益を対象に源泉徴収を行わなければならない場合があります。税務情報を提出していただいた場合、税率は米国での収益の 30% が上限となります。

(引用:Google への米国の税務情報の提出

日本に居住している(もしくは会社を設立している)場合、米国に税金を収める義務はないですので、その旨を申告していきましょう。

アドセンス(個人)の米国税務情報の提出方法

ここからは、実際に私が提出した税務情報の入力方法をご紹介します。

「日本在住」と仮定して、国名を選択する箇所は「日本」を選択します。別の国にお住まいの方は、適宜ご自身がお住まいの国をご選択ください。

アドセンスにログインし、「お支払い」→「お支払情報」→「設定を管理する」をクリックします。

アドセンス(個人)の米国税務情報の提出方法1

画面をスクロールし、「アメリカ合衆国の税務情報」の横にある編集アイコン→「税務情報の管理」をクリックします。

アドセンス(個人)の米国税務情報の提出方法2
アドセンス(個人)の米国税務情報の提出方法3

「税務情報の追加」をクリックします。

アドセンス(個人)の米国税務情報の提出方法4

「フォームを開始する」

アドセンス(個人)の米国税務情報の提出方法5

ここで、Googleアカウントへのログインが求められることがあります。

アドセンス(個人)の米国税務情報の提出方法6

以下のように、それぞれ選択していきましょう。

アドセンス(個人)の米国税務情報の提出方法7

口座の種類:個人

米国民であるか、米国に居住していますか?:いいえ

W-8 納税申告用紙タイプ:W-8BEN

「W-8BENフォームの記入を開始する」をクリック。

納税者番号

アドセンス(個人)の米国税務情報の提出方法8

受益者となる組織の名前:名前を入力(英語で)例:Yumi Tanaka
※名前についてはデフォルトで入っていることもあります

市民権のある国/地域:日本

外国のTIN:マイナンバーを入力(12桁)

住所

次に、住所を入力していきます。

アドセンス(個人)の米国税務情報の提出方法9
アドセンス(個人)の米国税務情報の提出方法10

お住まいの国や地域:「日本」を選択

郵便番号:7桁の番号を入力

都道府県:本社の所在する都道府県を選択

市区郡:市区町村名をアルファベットで入力

住所1行目、2行目:それ以降の住所をアルファベットで入力

「送付先住所は定住所と同じである」にチェック(※同じ場合)

住所のアルファベット表記の変換は、こちらのサイトが便利です。
 ↓
https://kimini.jp/

租税条約

次は、細かな税務情報の入力です。

アドセンス(個人)の米国税務情報の提出方法11

軽減税率の請求:「はい」を選択

その下のボックスにチェック

国:「日本」を選択

このまま後半部分の項目に進みましょう。

ユミ

ここが最も大事な箇所ですので、間違えないように慎重に入力していきましょう。

アドセンス(個人)の米国税務情報の提出方法12

●「その他の著作権のロイヤリティ」にチェック

条項と段落:第12条第1項 源泉徴収:0%(軽減税率)

その下のボックスにチェック

●「サービス(AdSenseなど)」にチェック

条項と段落:第7条第1項 源泉徴収:0%(軽減税率)

その下のボックスにチェック

アドセンス(個人)の米国税務情報の提出方法13

「映画やテレビのロイヤリティ」にチェック

条項と段落:第12条第1項 源泉徴収:0%(軽減税率)

その下のボックスにチェック

ここまで入力できたら「次へ」をクリックします。

米国内で行っている活動とサービス

アドセンス(個人)の米国税務情報の提出方法14

米国内でGoogleを対象にしたサービスを行ったことがなければ「いいえ」でOK。

その下のボックスにもチェックを入れ、「次へ」をクリックします。

税金に関するレポート

税務書類の受け取り方法について、電子データもしくは郵送を選択することができます。

アドセンス(個人)の米国税務情報の提出方法15

電子で受け取る場合、「ペーパーレス」を選択し、同意書にもチェックボックスを入れましょう。

「次へ」をクリック。

書類のプレビュー

入力した内容のPDFが確認できます。

アドセンス(個人)の米国税務情報の提出方法16

内容に誤りがなければ、誓約事項にチェックを入れ、「次へ」をクリック。

表明と署名

最後に、虚偽の申告をしていないことを表明していきます。

アドセンス(個人)の米国税務情報の提出方法17
アドセンス(個人)の米国税務情報の提出方法18

税務フォームの保証:チェック

状況の変更がないことを示す宣誓供述書:チェック

年:Googleと取引を開始した年の一番初めの年を選択すればOK
→説明箇所については省略できます

宣誓供述書を提出することで、関連している過去の期間に行われたすべての支払いについて、このフォームに入力した税務状況と同じ状況でなされたものとして扱うことができます。

下にスクロールしていきましょう。

アドセンス(個人)の米国税務情報の提出方法19

署名欄のボックスにチェックを入れ、戸籍上の姓名を入力します。(例:Yumi Tanaka)

「送信」をクリックすると、Googleにフォームが送られます。

「お客様の税務情報が承認されました」と表示されれば、提出完了です!

アドセンス(個人)の米国税務情報の提出方法20

アドセンス以外の広告もおすすめ

今回は、税務情報の提出方法について、ご紹介しました。

複雑に見えますが、一つ一つ手順を紐解いていけば、案外簡単にできるでしょう。

また、私(ユミ)は、アドセンス以外の他社の広告についても研究しています。

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この記事を書いた人

初心者向けのブログ術&アドセンスの収益化をメインに発信中/2019年に複数のクリック型広告を組み合わせる「他社広告戦略」を開発/これまでに約50種類の広告を試し、同じアクセス数でもブログの収益性を2倍以上に改善した事例多数/月収10~420万円の収入を得るコンサル生さんを輩出中/ブログで収入を得たい初心者の方へ、無料のメールマガジンを配信しています

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