SEO対策として有名なプラグイン『All in One SEO(旧:All in One SEO Pack)』。
ブログ立ち上げ初期におすすめされて、とりあえず導入したという人も多いのではないでしょうか?
確かに使用するテーマによっては入れておくと便利なプラグインですが、JINでは非推奨(不要)となっており、導入することで不具合が発生することも。
そこで、JINユーザー向けにAll In One SEOの削除時に必要な設定を解説いたします。
JINにAll In One SEOは不要?
『All in One SEO』はSEO対策として便利な機能も多いプラグインですが、サイトが重くなったり、メタディスクリプションの設定が反映されないといった不具合が出るケースも報告されています。
JINの公式サイトでも、このプラグインは『非推奨』としています。
「All in One SEO Pack」「W3 Total Cache」はもともと不具合を生みやすいプラグインなので、個人的には利用自体が推奨できません。JIN標準機能や他プラグインでの代用は十分に可能です。
JINの場合、All in One SEOでできるほとんどの機能は、標準搭載されています。
他にも、以下のテーマについてはAll in One SEOが不要とされています。
- SANGO
- 賢威7
- cocoon
- STINGER8
All In One SEOの削除時に必要な設定
All In One SEOを削除するにあたり、再設定が必要な項目や注意点があるので、一つずつ確認していきましょう!
サイトの基本設定
All In One SEOを利用して、サイトタイトルやサブタイトル、ディスクリプションを設定されている方は、基本設定から設定し直しておくといいです。
『外観』→『カスタマイズ』→『サイトの基本設定』
より詳細が知りたいは、JIN公式サイトをご覧ください。
OGP設定
トップページがシェアされた場合の画像や、TwitterのカードタイプをAll In One SEOで設定されている方は、こちらについても再設定しておきましょう。
『外観』→『カスタマイズ』→『SNS設定(OGP)』
Twitterのカードタイプはどちらを選択肢してもOKですが、大きい方がSNS上で目につきやすいですので、こだわりがなければ下の方にチェックを入れておかれるといいかと思います。
任意で、FacebookとTwitterのアカウント情報を登録することができます。
これを設定しておくと、TwitterやFacebookでシェアされた時に、自分のアカウントに通知を届けることができます。
Google Analyticsの設定
All In One SEOを使用してグーグルアナリティクスと連携されている方は、トラッキングコードの設定を行っておきましょう。
トラッキングコードについては、こちらから確認できます。
※外部サイトに飛びます。
トラッキングコードがわかれば、ダッシュボード画面の『HTMLタグ設定』の【head内】に貼り付け、『変更を保存』しておきましょう!
Google Search Consoleの設定
グーグルサーチコンソールの『所有権の確認』をAll In One SEOでされていた方は、アナリティクス同様、HTMLタグを【head内】に記載する必要があります。
タグの確認については、サーチコンソール『設定』→『所有権の確認➤ボタン』→『HTMLタグ』より可能です。
Google Analyticsと連携している場合は、こちらの設定は不要です。
個別記事のタイトルからサイトタイトルを削除する
All In One SEOで、”投稿タイプのフォーマット”でサイトタイトルを削除されていた方は、プラグインを削除することで検索結果に表示された際、
個別記事タイトル | サイトタイトル
という表記になってしまいますが、これでは非常に長くて読みづらいです。
そこで、個別記事タイトルのみが表示されるよう、子テーマのfunctions.phpに、以下のコードを追記するようにしましょう。
function wp_jin_title_custom2( $title ) { global $post; $sep = '|'; $site_name = trim( get_bloginfo('name')); $post_title = trim( get_the_title() ); $site_desc = get_bloginfo('description'); if( is_home() ){ if( ! empty( $site_desc ) ){ $title = $site_name.$sep.$site_desc; }else{ $title = $site_name; } }elseif( is_front_page() ){ if( ! get_post_meta($post->ID, 'jin_seotitle',true) == null ){ $title = get_post_meta($post->ID, 'jin_seotitle',true); }else{ $title = $site_name.$sep.$site_desc; } }elseif( is_page() || is_single() ){ if( ! get_post_meta($post->ID, 'jin_seotitle',true) == null ){ $title = get_post_meta($post->ID, 'jin_seotitle',true); }else{ $title = $post_title.$sep.$site_name; } }elseif( is_category() ){ $title = cps_category_title().$sep.$site_name; }elseif( is_tag() ){ $title = "【".single_tag_title( '', false )."】タグの記事一覧".$sep.$site_name; }elseif( is_month() ){ $title = get_the_time( "Y年m月" )."の記事一覧".$sep.$site_name; }elseif( is_year() ){ $title = get_the_time( "Y年" )."の記事一覧".$sep.$site_name; }elseif( is_search() ){ $title = "検索結果".$sep.$site_name; }elseif( is_404() ){ $title = "ページが見つかりませんでした"; }else{ $title = $site_name; } return $title; } add_filter( 'pre_get_document_title', 'wp_jin_title_custom2'); function set_after_parent_theme( $title ) { remove_action('pre_get_document_title','wp_jin_title_custom'); add_filter( 'pre_get_document_title', 'wp_jin_title_custom2' ); } add_action( 'after_setup_theme', 'set_after_parent_theme' );
『外観』→『テーマエディター』
子テーマが選択されていることを確認し、『function.php』にコードを貼り付けてください。
これで、個別記事ページ・固定ページともにサイトタイトルが表示されないようになりました!
個別投稿記事を作成する際、『title設定』を行うことでサイトタイトルが表示されなくなりますので、こちらも毎回忘れず設定するようにしましょう。
All In One SEOを削除しよう
ここまでの設定が終われば、いよいよプラグインを削除していきましょう!
『プラグイン』→『インストール済みプラグイン』→『All In One SEOを”停止”』
→『削除』
これでプラグインの削除は完了です!
あとがき
JINから、All In One SEOを削除する際に必要な設定をご紹介しました。
最初に導入することをおすすめされて「とりあえず入れた」という方も多いプラグインですが、使用するテーマによっては不要なことも。
サイトの読み込みスピードが遅い場合や不具合が発生した場合は、思い切って削除するのも選択肢の一つとして検討されてはいかがでしょうか?
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