最近になり、アドセンス審査に提出する際に「サイトの同意メッセージを作成する」という項目が表示されるようになりました。
以前は出ることがなかったので、少し前から仕様変更されたのでしょう。
本記事では、
- この同意メッセージの意味
- 対応する必要あるのか?
- 同意メッセージの作成手順
についてご紹介いたします。
アドセンスにおける「サイトの同意メッセージを作成する」って何?
メッセージ箇所を確認すると、CMPについて記載があることがわかります。
Google 認定の同意管理プラットフォーム(CMP)を導入して、欧州経済領域(EEA)、英国、およびスイスのユーザーから同意を収集することで、広告収入の損失リスクを避けます
CMP、説明書きにある通り「同意管理プラットフォームのこと」で、近年その重要性が高まっています。
個人情報保護の観点から、ウェブサイトやアプリの閲覧ユーザーから個人情報のデータ収集に関する同意を得る必要があるのです。
ウェブサイトに訪れた際に、
と同意の有無を選択できるポップアップが出るのを見たことはありませんか?
これが「同意の要件」で、ユーザーの同意を得ることなく、個人情報を収集することはできないのです。
サイトの同意メッセージを作成する必要はあるのか?
では、次にこの対応をすべきかどうか、についてです。
そもそも対応しないといけないの?放っておいたら何か問題があるのかな…
以前は、このメッセージを作成しなくても、特段問題はありませんでした。
しかし2024年秋以降、この対応をしていないサイトに対して、Google Adsenseの広告が一部制限されてしまうという出来事が起きています。
参考
ここから読み取れるGoogleからのメッセージとしては、
必ず対応してね!未対応の場合、広告を止めるよ。
ということなのでしょう。
必ずしもアドセンス審査提出時に行う必要はありませんが、早かれ遅かれ対応する必要があるということです。
であれば、この機会にサイトの同意メッセージを作成しておかれるといいでしょう。
次からは、実際の手順を説明していくよ!
アドセンス審査時における「サイトの同意メッセージを作成する」への対処法
メッセージの種類を選択します。
そうすると、「サイト用に欧州の規制に関するメッセージを作成するために、Google の CMP を選択しました。」と表示されます。
これでメッセージの作成自体は完了していますが、デフォルトだとメッセージが英語表示されてしまいます。
特段問題ないかと思いますが、日本人用のサイトを日本語で運営していくのであれば、念のため「設定」からメッセージをカスタマイズしておかれるといいでしょう。
以下の「設定」をクリック。
「プライバシーとメッセージ」の箇所に飛んでくるので、「メッセージ」タブをクリックします。
先ほど作成したメッセージが表示されますので、「名前」の箇所をクリックします。(※複数ある場合は、「最終更新日」が今日の日付になっているものを選択)
以下のようなページが開かれます。これが、ユーザーが実際に目にするメッセージです。(英語になっていますね)
以下の①~⑤を対応しましょう。
- メッセージの名前を変更できます(デフォルトのままでもOK)
表に出るものではなく、あくまで管理上の名前です。 - 「日本語」を選択
- 「日本語」を選択
- ユーザーの選択:上から「オン」「オン」「オフ」「オフ」になっていることを確認
- ①~④を設定できたら、「変更を公開」をクリック
「メッセージへの変更を公開しますか?」と出るので、「公開」をクリックします。
これで設定完了です!
お疲れ様でした!
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