Googleから突然届く「手動ペナルティ」通知。
サイト運営者が最も恐れいている事態といっても、過言ではないかもしれません。
本記事では、この手動ペナルティの確認方法や再審査リクエストのやり方、解除される確率について解説します。
Google手動ペナルティの確認方法
サイトが手動ペナルティを受けてしまうと、登録しているメールアドレスへこのようなメールが届きます。
また、手動ペナルティを受けてしまうと、強制的に記事のインデックスが削除されてしまいます。
そのため、アナリティクスの数字が激減して「何かおかしい…」と、メールが届く前に気付くケースも。
サーチコンソール上で確認する
メールが届くと同時に、サーチコンソール上でもペナルティを受けていることを確認できるようになります。
サーチコンソール「セキュリティと手動による対策」→「手動による対策」を見ると、「1件の問題を検出しました」と表示されています。
これが表示されていると、手動ペナルティを受けているというわけです。
ちなみに、手動ペナルティを受けていない場合は、「問題は検出されませんでした」と表示されます。
実際に手動ペナルティが発動していても、メールが届く前には表示が確認できないことも。(数時間~1日程度のタイムラグがあります)
「site:~」で確認する
メールやサーチコンソール上での表示の場合、反映が少し遅れることがあります。
そのため、いち早く確認するには、「site:サイトURL」で検索すると確実です。(Google検索ではうまく表示されないことがあるので、Yahoo検索推奨)
そうすると「10件」と表示されていることがわかります。
「site:サイトURL」の検索は、「サイトURLについてインデックスされているページを全て表示する」というコマンドになるのですが、10件しか出てきていません。
つまり、他のページは手動ペナルティを受けて強制的に削除されてしまっているということがわかります。
手動ペナルティが解除される確率は?
手動ペナルティを受けてしまった場合、Googleに異議申し立てという意味で「再審査リクエスト」を送ることができます。
このリクエストが承認されれば、ペナルティを解除してもらうことができるのです。
ただし、一度手動ペナルティになってしまったサイトについては、リクエストをしても解除されることはかなり望み薄という現実があります。
解除された事例は0ではないものの、非常に難しいといえるでしょう。
なぜなら、この「手動ペナルティ」という措置は、機械が行っているのではなく、人の手で行っているためです。
担当者が一つ一つサイトを確認して明確に「アウト判定」を下しているため、基本的に誤判定ということはありません。
そのため、サイトの内容を修正して再審査を依頼しても、残念ながら解除される確率は限りなく低いです。
とはいえ、再審査リクエストは無料でできますので、
というのが正解の動きでしょう。
解除されたらラッキー、くらいの温度感ですね。
手動ペナルティへの再審査リクエストのやり方
手動ペナルティが実施されると、サーチコンソール上でペナルティの内容が確認できます。
- 価値のない質の低いコンテンツ
- サイトへの不自然なリンク
- スパム行為のある構造化マークアップ
など。
思い当たる節があれば、修正してから審査に提出していきましょう。
ただし、覆る可能性は限りなく低いことを考慮して、修正に時間をかけすぎないというのが個人的にはおすすめです。
「一応出すけどダメなら諦めて新しいサイト作る」と割り切っていくほうが健全ですね。
再審査リクエストは、サーチコンソール上からできます。
「手動による対策」→「審査をリクエスト」をクリック。
そうすると、審査のリクエスト画面が表示されます。
「問題をすべて修正しました」にチェックを入れ、次のボックスに修正を行った内容を記載し、「リクエストを送信」をクリックすれば、申請完了です!
あとは、審査結果が出るのを待ちましょう。
再審査リクエストの結果を確認するには?
再審査リクエストの結果が承認されたのか、不承認となってしまったのかについても、サーチコンソール上で確認することができます。
「手動による対策」ページにある「関連メッセージを表示」をクリックしてください。
すると、再審査リクエスト送信日と、その結果が表示されます。
ここで結果が表示されていない場合、まだ審査中ということになります。
あとがき
手動ペナルティが解除される確率は、残念ながらかなり低いというのが現実です。
そのため、結果にはあまり期待せず、「ダメなら新しいサイトに切り替えよう」と考えられるといいですね。
手動ペナルティを受けてしまったとしても、これまで培った知識やスキルが奪われるわけではありません。
サイトが変わったとしても、これまでの経験があれば、前回よりもラクに収益化できていくでしょう。
低コストでライトにやり直せるのが、ブログビジネスの最も良いところです。
そして今回の経験があるからこそ、次はもっと良いブログが作れるはずです。
手動ペナルティを受けてしまっても諦めず、粘り強く続けていってくださいね。
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