ブログを始めてまず最初にマスターしたいのが、『キーワード選定』の方法です。
このテクニックは、ブログでしっかり成果を出す上で絶対に外せない項目の一つです!
キーワード選定ができなければ、100記事、200記事・・・と書いても全く稼ぐことができません。
反対に、キーワード選定さえしっかりでき、あなたのブログが検索上位に表示されさえすれば、それだけで月数万円~数十万円を稼ぐことも可能になります。
成果が出ていない方のほとんどがキーワード選定を上手くできていませんので、今回ご紹介する『虫眼鏡』と『サジェスト』の使用方法をしっかりマスターしていきましょう!
ブログを書く前にやる4つのこと
キーワード選定の方法をお伝えする前に、ブログを書き始める前に実施する4つの項目を覚えておきましょう。
キーワード選定は、この中の一つになりますよ!
①ネタ探し
ブログ初心者の方が、一番最初につまづくのがネタ探しです。
ネタ探しとは、「何について書くか」を決めること。
メインキーワードともいいますね。
例えば、映画『君の名は』について書くと決めた場合、ネタ(メインキーワード)は”君の名は”になります。
②キーワード選定
メインキーワードが決まれば、それに関連するキーワードを選定していきます。
映画『君の名は』について書く場合、
- 声優
- ネタバレ
- 主題歌
などが思い浮かびますよね。
メインキーワードに対して、この関連するキーワードのことを複合キーワードと呼びます。
キーワード選定の方法については、後ほど詳しく解説しますので、ここでは考え方だけを理解いただければOKです。
③ライバルチェック
ここまで決まれば、あなたが選定したキーワードについて、ライバルチェックを行います。
実際にインターネットでキーワード検索を行い、ライバルサイトがいくつあるのか、またライバルの強さを判定します。
いくら検索需要があっても、ライバルサイトに勝てないと判断した場合は、キーワードを変更する必要があります。
④タイトルライティング
キーワードが決まれば、ブログのタイトルを決めていきます。
キーワードをたくさん詰め込むことを意識しすぎて、日本語として不自然な文章になっていないかや「とりあえずキーワードを羅列しただけ」になっていないかも注意しましょう。
◯ 良い例
映画『君の名は』の声優は誰?キャスト一覧まとめ
× 悪い例
映画『君の名は』の声優やキャストは誰で、ネタバレ、主題歌、その後を調査!
タイトルは自然な日本になるように作っていこう。
トレンドブログにおけるキーワードとは?
まず、ブログにおけるキーワードとは何でしょうか?
キーワードとは、キー(鍵)になるワードという意味ですが、ブログをやる上では
と理解しておくといいでしょう。
そして検索エンジンにあなたの記事を上位表示させるためには、選定したキーワードを必ずブログの記事タイトルに入れる必要があります。
つまりキーワード選定とは、「ブログの記事タイトルに入れるキーワードを選ぶ作業」といえますね。
トレンドブログのキーワード選定方法
「ネタが決まっても、関連キーワードが思いつかない・・・」
とお困りの方もいらっしゃるかもしれませんね。
そこで使用するのが、
- Yahooの虫眼鏡
- Googleのサジェスト
です。
初心者の方に必ずマスターしていただきたいツールですので、それぞれの使い方を解説しますね。
Yahoo虫眼鏡の使い方
Yahooの虫眼鏡とは、Yahoo検索でメインキーワードを入力した際に、関連キーワードを自動表示させる機能のこと。
例えば、メインキーワードである『君の名は』と入力すると、以下のようなキーワードが表示されます。
これらのキーワードは、Yahooの検索エンジンに蓄積された膨大なデータから抽出された、実際にユーザーがよく検索しているキーワードということになります。
つまり、ネタさえ決まってしまえば、自分でキーワードを考えなくても、検索エンジンが関連ワードを教えてくれるというわけですね。
Googleサジェストの使い方
Googleにも、Yahooと同じ関連キーワードを表示させる機能があります。
それが、グーグルのサジェスト機能です。
サジェストとは、『提案する』という意味なのですが、こちらもYahooの虫眼鏡と同様、ユーザーに関連が深いキーワードを表示してくれます。
ユーザーは、何か検索する際に「なんとなく」検索することも多く、サジェスト機能に表示されたキーワードをクリックすることも多いのです。
つまり、虫眼鏡やサジェストに表示されたキーワードで上位表示できれば、自然とアクセスが集まるようになるというわけですね。
キーワード選定における注意点
では、虫眼鏡やサジェストに表示されるキーワードであれば、どんなキーワードでも良いかと言われると、そうではありません。
ユーザーが何か検索する際には、必ず検索する理由が存在しますので、ユーザーの検索意図を満たしたコンテンツでなければなりません。
例えば、『市川海老蔵 ブログ』というキーワードであれば、検索者は市川海老蔵さんの公式ブログを見たいと思って検索しているはずです。
そのため、このキーワードであなたの記事が上位表示していても、検索者の検索意図を満たさないコンテンツのため、読まれることはありませんね。
また、有名人の『生年月日』や『年齢』といった検索頻度が極めて高いキーワードについては、グーグルが先回りして、検索一覧に上位表示させることがあります。
ユーザーは、有名人の生年月日や年齢が知りたいだけですので、この情報を見て満足すると、その下に表示されているあなたの記事が、クリックされることはありません。
同様に、『身長』というキーワードも注意が必要です。
ただし、同じ『身長』というキーワードでも『サバ』を付け足すと、途端に“読まれる”ブログになります。
理由は、このキーワードで検索するユーザーの検索意図を考えていただければ、よくわかります。
『身長』というキーワードだけなら、検索者は単純に有名人の身長が知りたいだけですよね?
しかし、『サバ』というキーワードで検索するユーザーの心理として、
「岡田准一って、身長169cmって言ってるけど、実際はサバ読んでるんじゃないの…?」
と考えているわけです。
そういったユーザーに対して、ユーザーの検索意図を満たしたコンテンツが提供できれば、あなたのブログは自然と読まれるようになります。
あなたの書こうとしているキーワードが、検索意図を満たすものかどうかという視点で、キーワード選定していきましょう!
キーワード選定のコツ
基本的なキーワード選定方法についてはご紹介した通りですが、ここではもう一歩進んだコツをお伝えしますね。
キーワード選定のコツ①複合キーワードを活用しよう
複合キーワードとは、例えば『岡田准一』のメインキーワードに対して、『岡田准一 身長』のように、2語以上の単語で構成されたキーワードをいくつか使用すること。
そして『岡田准一 身長』と検索すると、さらに関連するキーワードが表示されることがわかりますね!
メインキーワード単独や2つのキーワードで上位表示することが難しくても、3つ、4つとキーワードの数を増やしていけば、個人ブログでも上位表示できる可能性が高まります。
なぜなら、キーワードを掘り下げる分、ライバルも少なくなるため。
「岡田准一 身長」よりも「岡田准一 身長 サバ」の方が検索ワードが具体的なため、競合するライバルの数も減るのです。
だから、キーワードは3語以上(3語可)で選定していこう
「3語以上のキーワードだと、検索する人も少なくなってアクセスを集めにくくなるのでは?」と心配に思われる方もいるかもしれません。
確かに、複合するキーワードの数が増えれば増えるほど、検索ボリュームは少なくなります。
しかし、1語や2語といった大きいキーワードの場合、ほぼ上位表示が難しく、少ないアクセスですら集めることができません。
逆に、3語や4語のキーワードで確実にアクセスを集めることができれば、「この記事は読まれる記事なんだな」とGoogleからの評価も徐々に上がっていきます。
そうすると、2語や3語でも少しずつ上位表示できるようになっていくのです。
最初は3語で何とか上位表示できていた記事が、気づけば1語や2語でも上がっていた…!なんてことも。
最初から1語や2語で上表示できるのは、大手サイトやライバルが弱い時、ドメインパワーがかなり育ってきてからです。
そのため、特にドメインが育っていない頃は、複合キーワードを使ってより深いところまでキーワードを掘り下げていかれるといいでしょう。
個人ブログの場合は、3語以上の複合キーワードで狙っていくのが基本戦略になります。
例)
○○ 嫁 画像
△△ ロケ地 場所
□□ 解散理由 なぜ
ただし、中には少ないながらもどうしても掘り下げが難しいキーワードもあります。
例)
○○ 年収
△△ 大学
□□ 経歴
そのような場合は、ライバルの強さを見ながら2語で選定していかれるといいでしょう。
※ただし、9割以上の記事は3語以上の選定になるはずです。
キーワード選定のコツ②一文字ずつ検索してみよう
次にご紹介する方法が、メインキーワードに関連するキーワードを1文字ずつ検索するという方法です。
例えば、映画『君の名は』をメインキーワードにした場合、
こういった具合に、メインキーワード+五十音順で検索をかけると、思わぬキーワードを発見することができます。
特に、世間から注目度の高い旬のニュースや映画・人物について、この方法でキーワード選定をすると、アクセスがしっかり集まる記事を書くことができます。
この方法を行う場合、GoogleサジェストよりYahoo虫眼鏡を使用することをオススメします。(Yahooは、実際にユーザーが検索した履歴を元にキーワードが表示される仕様となっているため)
また、虫眼鏡は上部に表示されているキーワードの方が検索ボリュームが多いという特徴もあるため、できるだけ上位の虫眼鏡を探すようにしましょう。(※ライバル次第ではありますが)
キーワード選定のコツ③関連キーワードを取得しよう
五十音順に入れていく方法が面倒だと感じる方にオススメなのが、関連キーワード取得ツール「ラッコキーワード」を使用する方法です。
こちらにキーワードを入力すると、そのキーワードに関連する用語を自動抽出してくれます。
ただし、一つ一つの検索ボリュームを調べるのに時間がかかるというデメリットもありますので、トレンドアフィリエイト実践者にはあまりオススメしていません。(※物販アフィリエイトなら、ある程度有効ですが)
こちらは、参考程度に使用していただければいいですね。
虫眼鏡やサジェストにキーワードが表示されない場合は?
最後に、虫眼鏡やサジェストにキーワードが表示されない場合の対処法について、お伝えしていきます。
繰り返しになりますが、虫眼鏡やサジェスト機能は、これまでユーザーが検索したキーワードや傾向から、関連するキーワードを抽出するものになります。
つまり、そもそも検索ボリュームが少ない単語については、関連キーワードを表示できない仕様となっています。
(例:『指原莉乃』で調べると多くの関連キーワードが表示されますが、まだ無名のアイドルの名前はこれまで検索されてこなかったため、キーワードが抽出されません)
その場合、どうしたら良いか?
答えは、似たようなジャンルのメインキーワードで検索してみることです。
例えば、AKB48の新人アイドルについて取り上げる場合、『指原莉乃』や『渡辺麻友』と検索し、どのような関連キーワードが表示されるかを確認します。
もちろん、その人特有の関連キーワードもあるので、注意してくださいね!
あとがき
初心者の方に最初にマスターしていただきたいYahoo虫眼鏡とGoogleサジェストの使用方法をご紹介しました。
キーワード選定する際、自分の頭で考えるのは限界がありますので、こういったツールを上手く活用していきましょう。
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