2019年10月よりヤフーが『PayPay(ペイペイ)フリマ』のサービスを開始しました。
このフリマアプリでは、売上金をPayPay残高にチャージできるほか、商品をPayPayで購入できるなどの利便性も確保。
今後はメルカリに対抗するフリマアプリになると予想されています。
しかし、メルカリと比較するとまだまだ利用者数が少ないのが現実です。
そのため、商品を出品しても売れないとお困りの方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、これまでフリマアプリで100件以上の取引をしてきた私が、商品が売れない際に見直すべきポイントを5つご紹介いたします。
簡単にできることばかりですので、今日から早速実践していきましょう。
PayPay(ペイペイ)フリマとは?
Yahooは、『PayPayフリマ』の提供を2019年10月7日に開始しました。
PayPayフリマは、メルカリや楽天ラクマと同様、個人間で商品を売買できるのが特徴です。
手数料は5%で、スマホ決済『PayPay』との親和性を武器に、メルカリに対抗するアプリになると予想されています。
- メルカリ…10%
- 楽天ラクマ…4.5~10%
メルカリとの違いは、値下げ交渉をするための「価格の相談」ボタンが設置されていること。
購入者は購入希望金額を入力して、出品者に希望価格を意思表示することができ、購入者はそれに応じる場合のみ、同意ボタンを押すと取引が成立する仕組みとなっています。
値下げ交渉を簡略化することで、ユーザーの利便性を向上させる狙いがあるものと考えられます。
PayPay(ペイペイ)フリマで売れない理由は?
PayPayフリマを始めてみたものの「売れない・・・」とお困りの方も多いのではないでしょうか?
売れない原因の一つに、サービス期間が短いことによる利用者数の少なさが挙げられます。
PayPayフリマは、メルカリと違い、サービス提供直後から10%の手数料をとっていることから、メルカリユーザー(販売側)が乗り換えるのにはメリットが少ないのも事実。
商品の出品数が少なければ、購入者が集まらなくても不思議ではありません。
とはいえ、PayPayユーザーは今後確実に増えていきますし、スマホ決済『PayPay』との親和性の高さは非常に魅力的です。
Yahooという巨大なバックボーンを利用して宣伝活動を行えば、数年後にはメルカリに拮抗する勢力となることは間違いないでしょう。
PayPay(ペイペイ)フリマで売れない時に見直すべき5つのポイント
そこで今回は、「利用者数の少なさ」を除いて、商品が売れない時に見直すべき5つのポイントをご紹介いたします。
私自身、これらのことを見直すだけで格段に商品が売れやすくなりましたので、ぜひ参考にされてください。
①写真の撮り方
フリマアプリにおいて、商品が購入されるかどうかは、写真の撮り方にかかっていると言っても過言ではありません。
人は商品を「視覚」から認識し、欲しいかどうかを判断します。
PayPayフリマは、商品一覧に商品タイトルが表示されない仕組みになっています。
そのため、写真を見てユーザーが欲しいと感じなければ、商品をクリックされることすらありません。
同じ商品であっても、写真の撮り方で売れやすさは全然違います。
商品が一番綺麗に見えるように撮ることを必ず意識しましょう。
また、写真を撮る際「商品を床に置かない」というのも気をつけたいポイント。
商品を床に置くことを不衛生だと感じる方も一定数おり、それだけで購入されなくなる可能性もあります。
写真撮影の際は、「どのように撮ったら購入者が買いたくなるか」という視点をもっておくことが非常に重要です。
②商品の価格
次にチェックしたいポイントは、商品の価格です。
言うまでもありませんが、価格を高く設定しすぎると購入者からは敬遠されてしまいます。
適正価格の調べ方は、自分が出品しようとしている商品を実際に一度検索してみて、他の販売者(ライバル)がいくらで出品しているかを確認してください。
この時、
- 新品なのか
- 中古品なのか
によっても、価格設定が変わってきますので、もしあなたが新品を出品する場合は、他の新品商品の価格を参考にされるといいですね。
基本原則として、「購入者は安い商品から購入していく」ということを覚えておきましょう。(※出品者の評価が悪い、販売実績が少ない、リピーターなどの例外を除く)
③商品名・商品説明
次に重要なポイントは、商品名と商品説明です。
商品名
特に商品名は、購入者が商品一覧から写真をクリックした時に、最初に表示される部分になります。
そのため、ひと目で商品の特徴がわかるように記載しておきましょう。
- 商品名
- ブランド名
- サイズ
- カラー
- 商品の状態
これらの内容を網羅しておけば、問題ありません。
また、以下のような単語を追加し、魅力的なタイトルにするというのもおすすめです。
- 現在は販売されていない商品の場合…【限定品】
- 他の出品者より安く出品している場合…【激安】
- ライバルの新品出品数が少ない場合…【新品未使用】
このようにカッコで区切ることで、ひと目で商品のアピールポイントを伝えることが可能です。
商品説明
次に、商品説明の書き方について確認していきましょう。
- 商品名に記載した内容(全て)
- 購入場所
- 購入時期
- 定価
- 素材
- 利用回数や使用感(中古品の場合)
- 出品理由(なぜ売り出したのか)
- 使用例(アピールポイント)
- その他注意点
必ずしも全ての項目を記載する必要はありませんが、具体的に書いておくことで購入者が商品に興味を示す確率を上げることができます。
また、英語やカタカナ語など複数表記が可能な「購入場所」や「ブランド名」については、両方記載しておくようにしましょう。
このように、キーワードを多く商品説明に網羅しておくことで、購入者が商品検索をした際にヒットする可能性が高くなり、商品ページへの流入数を増やすことが可能になります。
④発送までの日数
これまでのフリマアプリでは、送料と配送の方法を選択する項目がありましたが、PayPayフリマでは
- 送料は出品者負担のみ
- 配送は匿名配送のみ
と、より購入者の心理的な負担を減らした運用となっています。
そこで気をつけたいポイントは、発送までの日数です。
PayPayフリマでは、商品が実際に購入されてから発送までの日数を
- 1~2日
- 2~3日
- 5~7日
の3つから選択することが可能になっています。
この中で一番商品が売れやすいのは、「1~2日」を選択した場合です。
もちろん5~7日でも商品が売れることもありますが、「商品を購入してから実際に手元に届くまでの日数」を重視している購入者も少なくありません。
もし他の出品者と同じ商品を同じ価格で販売している場合、発送までの日数が決め手になるケースもあることを覚えておくといいでしょう。
⑤評価とプロフィール
評価とプロフィールは、直接商品と関係ないと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は非常に大事な項目です。
必ずそれぞれのポイントを確認しておきましょう。
評価
PayPayフリマでも、メルカリ同様、出品者の評価を確認することができます。
購入者は、商品を購入する際相手の評価を確認することが非常に多いです。
私自身がそうなのですが、「普通」や「悪い」の評価が目立つ方とは、取引を断念することも。
これは、フリマアプリの「個人間取引」という性質によるもので、後々相手とのトラブルを避ける目的があります。
商品を出品する場合は、できるだけ丁寧に対応し、購入者から「良い」の評価をつけてもらえるようにしていきましょう。
プロフィール
最後に確認しておきたい項目がプロフィールです。
プロフィールは、商品の購入を前向きに検討している購入者が確認する箇所になります。
必ず確認されるわけではありませんが、丁寧に書いておくことで好印象を与えることができます。
プロフィール文には、一般的に以下のようなことが記載されているケースが多いです。
- 冒頭挨拶
- フリマ歴
- 日中の対応の可否
- 発送日の目安
- 喫煙者かどうか
- ペットの有無
- 締めの挨拶
プロフィール文は、「です・ます調」で書くことはもちろん、必ず肯定的な文章にするよう心がけましょう。
文章の書き方一つで購入者へ与える印象も変わってきますので、プロフィール文はしっかり考えて書くようにしてくださいね。
あとがき
PayPay(ペイペイ)フリマで売れない時に見直すべきポイントを5つご紹介しました。
上記項目を修正したら、ぜひ再出品して様子を見てください。
とはいえ、PayPayフリマは2019年10月に始まったばかりのサービスですので、利用者数が少なく、まだまだ売れにくい印象があるのは事実です。
そのため、現時点ではメルカリと並行しながら使用していくのが良いでしょう。
メルカリに登録時に、以下の招待コードを入れると500ポイントもらえますよ♪
【招待コード】KRv547
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