Google AdSenseから、オファーウォール広告の提供を知らせるメールが届きました。
オファーウォール広告とは、サイトを訪問するユーザーに対してメッセージを表示し、記事を見るために何らかのアクションを起こす必要がある広告のこと。
- リワード広告を見る…これが最も多い。数秒間広告を見せ、その報酬(リワード)として記事を読む権利を与える。
- アンケートの回答…読者がアンケートに答えると記事を見れる(アドセンスではあまり見ないタイプ)
- 少額の料金の支払い…これもアドセンスでは見ない
本記事では、アドセンスで新しく提供が開始されたオファーウォール広告の設定方法について、ご紹介します。
2025年初旬の現在では、ベータ版(試用版)の提供です。効果が良ければ、今後正式版としてリリースされるでしょう。
【大前提】オファーウォール広告は超鬱陶しい
まず大前提として、オファーウォール広告は、読者にとってひじょぉぉぉぉお~~~に鬱陶しいです…笑
私はこれまで新しく提供が開始されたアドセンス広告については、最低でも一ヶ月は試すようにしてきました。
ある程度の期間を試さないと収益性もわからないですし、使用感も掴めないためです。
しかし、
今回ご紹介するオファーウォール広告については例外です。
こんな広告がサイトに出てしまったら、ユーザーの9割は記事を見ずに離脱するんじゃない…?
そう思ったため、耐えきれずに数日で外しました。
また、実際に知り合いから「どうやって記事を見たらいいのかわからなくて、サイトを閉じてしまった」と言われたことも。
では、この広告がどのくらい鬱陶しいのかというと、以下のような表示イメージです。
サイト訪問直後に表示されるメッセージ
▶
広告が流れる(待つしかない)
▶
「✕」を押すとようやく記事が見れる
30秒広告を見ないと記事が表示されないのは、いくらなんでも鬼すぎない…?
ということで、個人的にはこの広告はあまりおすすめしません。(収益性は良いんだけどね)
ただ、効果が高いのであれば試してみたいという方もいらっしゃるかと思い、設定方法をまとめておきます。
オファーウォール広告の設定方法(アドセンス)
「プライバシーとメッセージ」をクリックし、「Offerwall」内の「作成」をクリックします。
「Offerwallを作成」
以下の①~⑥を設定していきます。
①には、管理用の名前を入れておきましょう。(例:◯◯サイトのオファーウォール)
②サイト:オファーウォール広告を入れたいサイトを選択→「確認」をクリック。
③ページの包含と除外:オファーウォールの表示対象にする特定のページを指定します。この設定を行うと、他のすべてのページは自動的に除外されます。(通常、未設定でOK)
④デフォルトの言語:日本人向けサイトの場合、「日本語(ja)」を選択
⑤頻度の設定:広告を配信する頻度を選べます。(広告が表示されるまでにユーザーが閲覧するページ数を選択)
例えば、「1」にしておくと、2回目のページビューでユーザーにメッセージを表示させます。広告を多く見せたい場合は数字を小さく、表示頻度を落としたい場合は数字を大きくしておこう。
⑥リワード広告設定:一度リワード広告を見せた読者が、次に広告を見るのは何時間後かを設定できます。
表示イメージに問題がなければ、「公開」をクリックしましょう。これで、オファーウォール広告の設定は完了です!
実際にサイトを見て、広告が表示されるかを確認しよう。
オファーウォール広告導入時の注意点
オファーウォール広告を導入するにあたっては、注意したいことがあります。
それは、リワード広告が流れる間に読者が離脱してしまうリスクがあることを考慮しておくことです。
よほど見たい記事であれば別ですが、普通は広告を30秒見せられた時点で、他のサイトに遷移してしまうでしょう。
そうすると、Googleから「離脱率が高いサイト」として認識されてしまい、最悪の場合SEOに悪い影響を与えてしまう可能性があります。
また、ページ遷移時に表示される他の広告に、全画面広告(インタースティシャル広告)があります。
この広告とオファーウォール広告を同時に使っていると、さらに読者のユーザビリティを下げてしまいます。
オファーウォール広告が表示される
↓
30秒広告を見る
↓
「✕」を押す
↓
やっと記事が見れるかと思えば、次に全画面広告が出る
↓
さらに「✕」を押す必要がある
↓
ようやく記事が表示される
このような流れになるので、読者のストレスも相当なものでしょう。
そのため、個人的には全画面広告とオファーウォール広告の併用はあまりおすすめしません。
他社広告において「インタースティシャル広告」を入れている場合にも注意が必要です。
オファーウォール広告の効果や収益性
オファーウォール広告の効果は、ぶっちゃけかなり高いです。
この広告を入れることで、収益性が1.5倍になったり、RPMが200~300上がったというケースもあります。
そのため、収益性を重視するのであれば、導入してもいいでしょう。
ただし、離脱リスクを高めてしまったり、読者にストレスを与えてしまったりするのも事実です。
収益性を取るのか、ユーザビリティを取るのかを考え、導入の是非を検討していきましょう。
アドセンス以外のクリック報酬型広告があることをご存知でしょうか?
今回は、オファーウォール広告について解説しましたが、実はクリック報酬型・インプレッション報酬型広告は他にもたくさんあります。
本記事でもご紹介しているインタースティシャル広告(アドセンス以外の会社)であれば、オファーウォール広告に比べてユーザビリティを損ねることもありません。
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