「Googleの対応は、機械的で融通がきかない」
「Google AdSenseには、個別サポートがない」
アドセンスに対して、このようなイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
その多くの方が、不明瞭な理由でアドセンス審査に落ちてしまったり、突然違反メールが届いたり・・・と、Googleに悩まされた経験があるのではないかと思います。
しかし、実はアドセンスには不明点を質問できるコミュニティが存在していたり、条件を満たせば個別でメールサポートを受けることも可能なのです。
私自身、何度もアドセンスのメールサポートを受けているのですが、返信が早い上に、何より対応が丁寧なんですよ。
収益画面の見方を質問した際には、画像付きで解説していただいたこともあります。
そこで今回は、「グーグルアドセンスへのお問い合わせ方法」と題して、個別でメールサポートを受ける方法をご紹介いたします。
どんな時にアドセンスへ問い合わせるの?
個別サポートで問い合わせる内容に関しては、どんなに些細なものでも問題ありません。
- 違反メールが届いたものの、その理由がわからない
- ペナルティを受けて一部の広告の配信制限がかかってしまったが、解除方法を教えてほしい
- 収益画面の数値の見方がわからない
- アドセンス広告の設定方法が知りたい
などなど、アドセンスを使用する中で不明点が出てきた際に質問を利用すればOK。
もちろん、ネット上でわかることやQ&Aに書いてあるような内容を問い合わせるのは失礼ですが、調べてもわからないことは思い切って聞いてみると良いですよ。
私のコンサル生さんでも、一部の広告に配信制限がかかってしまい、ペナルティの内容を読んでも解除方法が特定できないことがありました。
そこで、「アドセンスに直接聞こう!」と問い合わせしたところ、すぐに担当者より返信をいただけ、原因を教えてもらうことができました。
また、ネットを見ていると、アドセンス審査に受からない原因を教えてもらったという猛者も。(※サイトの追加審査だったため、既に問い合わせの権限があったよう)
とにかく、わからないことをウンウン唸ってても時間がもったいないですので、さくっと問い合わせしてしまいましょう!
一部広告の配信制限という軽いペナルティの場合は問い合わせ可能ですが、一発アカウント停止になってしまった場合、サポートを受けることができません。
”垢バン=アドセンスユーザーでなくなる”
ということですので、サポート対象外という認識なのでしょう。
アドセンスの個別サポートを受ける条件
とはいえ、アドセンスユーザーであれば誰でもサポートを受けられるわけではありません。
個別で対応をしてもらえるのは、ある一定金額以上の収益が出ている人のみ。
週あたりの収益額が最小要件を継続的に満たしている場合は、メールによるサポートをご利用いただけます。
~(中略)~
Google では、サポート レベルを割り当てる際に過去 5 週間の収益を確認しますが、長期的な収益の動向も重視しています。これにより、サポート レベルの頻繁な変更を抑えています。
(引用:特定のサポートをご利用いただくための条件)
判定基準は「週あたり」ということですが、具体的な金額については明言されていません。
一説には、毎週2,500円以上を安定して上げているサイトという噂もありますが、ギリギリ2,500円を超えている程度ではサポート対象外のこともあります。
そのため、自分がサポート対象になっているのかどうかを個別に確認する必要があります。
個別サポートを受ける手順
サポート対象かどうかについては、お問い合わせページを見ればすぐにわかります。
AdSenseのヘルプセンターへアクセスして、以下の項目を入力していきます。
①はじめに:問い合わせたい内容を入力し、「次のステップ」をクリックします。
②問題を確認する:該当する項目を選択します。
選択した情報をもとに、「おすすめ記事」が表示されますので、該当するものがなければ、そのまま「次のステップ」をクリック。
③お問い合わせ方法に、表示される『メール』から問い合わせしていきましょう!
※サポート条件を満たしていない場合、『メール』をクリックしたら「問題が発生しました。もう一度お試しください」と表示されることがあります。
問い合わせフォームが表示されたら、質問事項を入力し、『送信』していきましょう!
返信については、通常2~3営業日以内に届くことが多いようです。
私自身、問い合わせた次の日に、とても丁寧なメールをいただくことができました。
『コミュニティ』しか表示されない場合は、個別サポートを受けることができません。
ただし、同じアカウントでも質問内容によってメール問い合わせが可能なものがあります。
そのため、「コミュニティ」しか出現しない場合、①②に戻り、似たような項目で問合せが可能なものがないか確認してみると良いでしょう…!
個人的な印象としては、アカウント関連や支払い方法といった”個人情報”に関わる項目は、収益金額が少なくてもメール問い合わせが可能なように思います。
一方で、広告の収益性が低いといった相談や、質問内容がはっきりと定まらない「その他」などを選択すると、問い合わせ不可となるケースが多いのかなと。
つまり、アドセンスとしても明確な回答が難しいような質問事項に関しては、積極的に問合せを受け付けない方針なのでしょう!
加えて、収益金額が低いアカウントについては、『メール』が表示されてもクリックするとエラーメッセージを表示するなど、サポートを制限しているようです。
2クリック制が適用されてしまった場合の問い合わせ方法
2クリック制(2段階クリック)を受けてしまった場合は、以下の流れで問い合わせていくといいでしょう。
具体的な改善点までは教えてくれないものの、過去に
「この枠の広告で無効なトラフィックが大量に発生しています」
ということを、担当者から連絡いただけたケースがあります。
タイトル下・目次上・記事中など、分けて広告タグを発行していた場合に限ります。
まずは、ステップ①で以下のように入力し、「次へ」をクリック。
確認クリックの提供による無効なトラフィックの広告タグの確認
「AdSenseアカウントに関する問題」を選択し、「次のステップ」を選択します。
ステップ②では、何も入力せずに「次のステップ」でOK!
メールの問い合わせフォームが表示されたら、
- 確認クリックが適用されている旨
- 改善したいので、無効なトラフィックが多く発生している広告タグを教えてほしい旨
を記載して連絡しましょう。
ただ確認クリックになった旨を伝えるだけだと、ざっくりとした返答しか得られないので、「広告枠まで教えてほしい」と具体的に質問するようにしていきましょう。
無効なクリックの連絡フォーム
また、アドセンス狩りや誤クリックなどをアドセンスの運営に報告したい方はこちらから行ってください。
既に広告の配信制限がかかってしまっている場合、報告することで制限解除は難しいかもしれませんが、異常なクリックが出ている場合は、事前に報告しておくことでペナルティにならないことも。
また、制限後でも、不正なIPアドレスを特定できた場合などに連絡をすると、制限を解除してもらえることもあるようですよ!
あとがき
今回は、Google AdSenseへの担当者へ問い合わせる方法をご紹介しました。
・収益金額
・質問内容
によって、個別サポートを受けられるかどうかは変わりますので、まずはヘルプセンターから質問内容を入力し、問い合わせの可否を確認してみてくださいね!
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