- トレンドブログは印象が悪い
- そもそも芸能に興味がない
- 流行を追いかけるなんて絶対やりたくない
もしあなたがそんな風に感じているのなら、この記事は一見の価値があります。
なぜなら、私自身が前まで全く同じように思っていて、それに悩んだ過去があるためです。
しかし、いざ始めてみるとその印象が180度変わり、今では
トレンドブログは本当に価値が高いビジネス
だと自信を持って言えるようになりました。
今回お話する内容は、私がこれまでビジネスを5年間以上トレンドブログ業界に携わってきて感じた、「トレンドをやるメリット」についてです。
正直、ブログを始めた当初はトレンドブログにここまで多くの魅力があることを全く知らなかったですし、当時この内容を知っていたら、もっと前向きにブログに取り組めたんじゃないかと思うことも。
「トレンドブログにネガティブなイメージがある」という方には必ず読んでいただきたいですし、マインドセットとしても重要なお話です。
これからあなたがやろうとしているビジネスがどれだけ価値のあることなのかをご理解いただき、その先の未来の可能性に目を向けるきっかけとなれば嬉しいです。
トレンドブログをやりたくない理由
トレンドに嫌悪感を抱いている方の多くが、
「トレンドブログといえば、芸能人の噂話を書くこと」
と考えているのではないでしょうか?
これは半分正解で、半分誤りです。
確かに、美男美女が多い芸能人の話題は需要がありますし、多くの人が検索するジャンルとして稼ぎやすいという特徴があります。
「○○が不倫!」「○○スキャンダル」といったセンセーショナルな見出しはいつの時代も週刊誌を賑わせていますし、お昼のワイドショーで取り上げられることも多いです。
「他人の不幸は蜜の味」というように、何か芸能人の不祥事を叩いたり、個人を攻撃することでストレスを発散している人は多いのでしょう。(悲しい現実ですが・・・)
そのため、このようなネガティブな話題はアクセスを集めやすく、ブログを教えているコンサルタントからも「書いたほうが良いですよ」とアドバイスを受けることもあるかと思います。
ここで出てくる違和感が、
私はそんなこと書きたくない!なんだか悪徳記者になったみたいだし、そもそも芸能人なんかに興味がないの…!
という意見ではないでしょうか?
私自身、初心者時代にはこの葛藤に苦しみましたし、たとえ事実であったとしても少しでもネガティブなキーワードを使うことに大きな抵抗感がありました。
(「事件」「訃報」という言葉は今でも抵抗ありますし、実際ほとんど書いたこともありません)
ただ、
ビジネスとは価値提供であり、価値の対価としてお金をいただける
という側面があるということも受け入れなければなりません。
例えば、
「今日のランチの写真」
「最近ハマっている趣味の話」
「私の子育て日記」
こうした話題を扱って「読みたい!」と思ってくれる人がいれば良いのですが、現実のところ読んでくれるのはせいぜい家族か友人くらいなものでしょう。
※あなたが人気芸能人であれば、こういった話題でアクセスを集めることは可能です。
しかし残念ながら、知名度がない個人がそういった”自分の書きたいこと”を好き勝手に書いても稼げないのが現実です。
まぁ、逆の立場でも、どこの誰が書いたかわからないランチや趣味の記事なんて見たいと思わないしね。
だから、ブログで稼ぐ上では
『徹底的に世間が求めているものが何かを考え、そのニーズに応えていく』
という考え方がとっても大事!
自分が書きたいかどうかではなく、多くの人が求めているからこそそれが価値になるし、その価値を提供するからこそお金をいただくことができるのです。
以前の私はこのことに全く気づかず、「私は興味がないから書きたくない」という理由で、芸能人の話題はもちろん、スポーツや政治など、苦手意識があるジャンルは扱おうとしませんでした。
そんな自分視点でしか物事を見れない人間が稼げるようになるわけはなく、、、。
結果が出るまで、かなり時間がかかりました。
だから、多くの人が求めているものであれば、例え自分は興味がなくてもそのニーズに応えていくという意識を持ちましょう。
ブログでお金を稼ぐということは、立派な『ビジネス』で、”仕事”です。
自分が好きなこと・興味のあることのみを扱って稼げるのであれば苦労はしませんが、仕事である以上どうしても「気の進まないこと」をやらないといけない場面もあります。
※そのデメリットを差し引いても、人間関係や時間・場所を気にせずPC一台で稼げるメリットは大きいと思います。
もちろん、
だからといって芸能人の話を面白おかしく記事にすることをおすすめしているわけでは決してありません。(誹謗中傷は絶対にNG!)
そうではなくて、ブログ実践を通して「世間が求めているものは何なのか?」という視点を身につけ、多くの人が欲しいと思う情報を提供できるようになってほしいのです。
この『他者視点』を養えない限りブログで稼ぐことはもちろん、長期的にビジネスの世界で成功していくことは難しいでしょう。
他者視点が身につくと、何をやってもうまくいく!
そして、この『他者視点』を持てるようになることのメリットは計り知れません。
ブログに限らず、今後他のビジネスに挑戦していく場面でも、「多くの人が何を求めているのか?」を敏感に察知していくことができるようになります。
というのも、不思議とブログ畑出身の人って、その後何をやってもうまくいくんですよね。
- You Tubeの発信
- Instagramの集客コンサル
- 法人企業さま相手の法人案件の獲得
- 別ジャンルのマーケティングコンサル
- 街の広報サイトを作り固定収入化
- クラウドファンディングで異例の売上高達成
- SNSで発信を始めて半年でインフルエンサーに
などなど、私の周りだけを見渡してもこのような事例が多数…!(全員、トレンドブログ出身の方です)
また、現在アフィリエイターやブロガーとしてSNSでインフルエンサーとなっている方の多くも、実は昔トレンドをやっていた経歴をお持ちだったりします。
私自身の例で見ても、
- 『他社広告コンサル』という業界初のサービスを確立(自動化で月収270万円達成)
- Instagram運用初月に30万円の売上達成(インスタ集客の専門家の方から「初月でこの売上は見たことがない」との声もいただきました)
- 書籍の出版が決定(他の起業家との合同企画ですが、応募倍率10倍以上でした)
- 起業一年で年商2,000万円に
このような成果を上げることができています。
これは何も自慢したいわけではなく、ブログ畑出身の人がこうした成果を出していくことって、割とよくある話なんです。
そして、こうした成果の裏にはブログで培った『他者視点』があるのは間違いありません。
他にも、ブログをやった人だけが身につく複数のスキルや思考法(マインド)が影響していると私は考えています。
ブログ実践で身につくスキルやマインドとは?
他者視点が身につく
1つ目は先ほどからお伝えしている『他者視点』ですね。
これは単に、
「相手の気持ちを考えよう」
というのではなく、
「本当に相手が求めているものが何なのか?」
を知ることです。
ブログをやっていると”あるある”なのですが、「このキーワード、ライバルもいないし絶対みんな検索するでしょ!(シメシメ)」と思って記事を書きますよね。
そして、狙い通り検索結果1位を獲得して、楽しみにアナリティクスの画面を見ます。
しかし、待てど暮らせどリアルタイムの数は増えない・・・。
「あれ?おかしいな…」と思いながらTwitterを見てみると、世間の人は全くその話題に興味がない、なんてこともよくあるんですね。
ブログで月収100万円を達成した後も、こういうことは珍しくありませんでしたね…。
そこで初めて、「完全に独りよがりな記事を書いていたこと」に気づきます。
自分では需要があると信じて疑わなかったのに、世間の人は全く求めていなかったのです。
そして、ブログをやっているとこうした失敗を数百回は経験することになります。(大変ですが、誰もが通る道です・・・)
その度に、世間のニーズと自分の感覚のズレを認識させられるんですね。
これが普通に生きていると、自分が見ている世界が現実の全てだと感じますし、日常生活のあらゆる場面で「これが正しい」「これは間違っている」という自分基準で物事を判断します。
それを周りに話したところで、「まぁそういう考え方もあるよね」と流されるか、もしくは同じような価値観の友人同士で仲良くしていれば、共感し合って終わります。
しかし、ブログの世界では
「あなた、それは世間が求めてないよ!そのキーワード選定間違ってるからね!ブッブ―――ッ!」
と、「数字」という動かしがたい結果から、割と辛辣に突きつけられてしまうんですよね^^;
それも、記事を更新した後”即”です。
反対に、
「そんなん検索する人なんているの?」
「えぇっ!このキーワード?!」
みたいな発見も多いんですよね。
自分だったら絶対に検索しないであろうネタやキーワードを知った時に、「そっか、多くの人がこういうのを求めてるのね」ということが理解できるようになることも。
このように、ブログで成果を出していくまでの過程で、自然と『他者視点』が身につくようになっていくのです。
多角的な視点が身につく
そして、トレンドブログの大きなメリットの一つが「ジャンルを問わず、色々な記事を書ける」というところ。
「雑記ブログ」という特性から、芸能やテレビ、スポーツ、政治、グルメ、映画…などなど、何でも記事にすることができます。
これが成果報酬型の広告だったり、何か一つのジャンルに特化したブログだと、こうした自由度はありません。
映画系のブログなら映画の話題しか書けないし、グルメ系のブログなら食べ物関連以外の記事は書けないわけですね。
しかし、何でもライトに取り扱える「トレンドブログ」だからこそ、色んなジャンルから好きにネタを選定できるのです。
つまり、多角的な視点が持てるようになるというわけ。
思考の幅が広がることが、ブログ(中でもトレンドブログ)出身の人が、他のビジネスをやった際にもうまくいく大きな理由なのではないかと思います。
打たれ強くなる
また、ブログをやっていると打たれ強くなります。
一言でいうと、図太くなるということ。(いい意味で)
というのも、ブログは優秀な人でも打率は3割。
つまり、10記事書いても実際にアクセスが集まるのは3記事だけということ。
あくまでこれは優秀な人の例ですので、ブログ開始初期の方であれば、10記事書いて1記事アクセスが集まったら良い方でしょう…!
そんな中で、
「つ、つらい・・・こんなにしんどいなら、もうブログ辞めようかな」
と思ってしまうことも、あるかもしれません。
でも、ブログで成果を出しいる人というのは、例外なくこうした現実に向き合って、それを乗り越えてきた人です。
だから、一度や二度うまくいかなくても、簡単にはへこたれません。
このマインドが身につくと何がいいのかというと、他のことに取り組んだ時も”最初はうまくいかないこと”を当たり前のように受け入れられるようになり、
「どうしたらうまくできるだろう?」
という改善思考を持つことができるようになるのです。
世の中の失敗する多くの人は、何か新しいことを始めてうまくいかなかった時に、”結果を判断するのが早すぎる”といった特徴があります。
2~3回やってうまくいかなかったら、
「これは自分には合っていなかったということだな」
「今は辞めておけという神様からのサインなんだろう(謎思考)」
という判断をしてしまい、うまくいくまで改善し続けるという考え方を持てないケースが多いんですね。
これは昔の私がそうだったので、気持ちはめちゃくちゃわかるんですよ…。
でも、ブログは良くも悪くも『うまくいかない経験』をたくさんさせてくれるし、それをどのように改善したら良いのか?という視点を養うことができるのです。
これは、ブログで培える大きな財産だと強く感じます。
仮説検証する力が身につく
そして、その仮定で仮説検証する力が身につくというのも大きいですよね。
いわゆる、PDCAサイクルが回せるようになるということです。
例えば、こんな感じですね!
うまくいかなかったケース
Plan:「このキーワードで書いたら、アクセスが集まるだろう。ライバルも少ないし…」
↓
Do:記事化
↓
Check:「あれ?全然アクセス集まらない。なんで?」
↓
Action:「そっか!上位表示できても、このキーワードはニーズがないんだな。じゃあ次からは使わないようにしよう」
うまくいったケース
Plan:「このネタ、需要ありそうだけどどうだろう?」
↓
Do:記事化
↓
Check:「思った通りアクセスが集まったぞ!」
↓
Action:「じゃあ、次も同じ切り口で書いていこう。ライバルもあまりいないネタだし、これは美味しいぞ…!」
このように、自分でPDCAを回す過程を通して、仮説検証する力がどんどん身についていきます。
そして、それに応じて客観的に物事を分析する力や論理的な思考力も養われていくのです。
私はこの時に培ったスキルのお陰で、他社広告の数値の分析をしたり、Instagramを軌道に乗せることもできました!
情報をまとめる力が身につく
どんなビジネスをやるにせよ、「情報をわかりやすくまとめる」というのが仕事の基本になります。
いまやこの力はビジネスマンとしては必須の能力ですし、個人ビジネスだけではなく、組織でも求められるスキルでしょう。
そして、この情報をまとめる力というのは、アウトプットした量に応じて成長していきます。
毎日毎日記事を更新することで、確実にこの力を養われていくんですね。
そのため、副業実践者の多くが、
- ブログをやり始めたら会社の資料をすらすら作れるようになった
- 会社の書類をまとめるのが上手くなって、上司から褒められるようになった
- 文章への苦手意識がなくなった
という経験をしています。
「どうやったら、読者にわかりやすく伝わるだろう?」と試行錯誤して記事を書いてきた経験が、他の場面でも活きるのです。
ライティング力が身につく
また、言うまでもなくブログではライティング力(文章力)が鍛えられます。
文章の持つ力は、これからビジネスを長く続けていく上で、非常に強力な武器になります。
なぜなら、無から生み出して原価が0円なのにも関わらず、一度身につければお金を生み出し続けてくれるスキルこそが文章力のため。
文章の書き方一つで、実際に記事が読まれるかどうかが変わったり、たった一通のメールから大きな仕事が舞い込むことも珍しくありません。
「この人の書く文章が好きだな」
という理由で、仕事を依頼されるケースもあるでしょう。
また、このスキルは一度身につけてさえしまえば一生自分の中に残る財産になるんですね。
一朝一夕で身につくものではありませんが、ブログを実践する中で確実に上達していくはずです。
ネットで集客ができるようになる
ブログを実践する中で身につくのが、SEOの知識。
この知識を習得できれば、ネットを使って人を集めることができるようになります。
一般的に何かビジネスを始める場合、
専門スキルを身につける ⇒ 集客のためにSEOの勉強をする
という風に、何かスキルを身に着けた”後”に、ネットで集客する方法を学び直す必要があります。
例えば、料理教室をオープンするために料理スキルを身に着け、その後また別で「SEO」の勉強をするイメージですね。
しかし、最初に挑戦するビジネスが『ブログ』の場合、その時点でネットで集客するための知識はある程度身につきます。
そのため、その後は別の誰かの集客をサポートする仕事ができたり、自分自身が何かサービス(コンサルなど)を始める場合も、集客に困ることがないんですね。
トレンドネタと絡めた集客の考え方ができるようになるのも強い!
※もちろん、手間と時間はかかりますが、記事の書き方や人の集め方を知っているというアドバンテージはかなり大きいです。
そのため、
「将来飲食店を開業したいので、まずはブログを始めました」
「いつか自分のサロンを開きたいので、最初にSEOを学ぼうと思いました」
と、ブログを始める方もいるほど。
そのくらいブログで身につくスキルは汎用性が高いというわけですね!
「トレンドブログ」を定義しなおそう!
さて。ここまで読んでいただいた方は、『ブログ』にいかにすごい可能性があるかはご理解いただけたことと思います。
そこで改めて、「トレンドブログ」について定義をし直していきましょう。
トレンドブログ=ただ芸能人の噂話を書くブログ
ではなく、
トレンドブログ=複数のスキルを身につけながら、多くの人が価値を感じる情報を提供していくブログ
多くの人が興味を持つことを使って集客する手法を、大衆マーケティングともいいます。
この手法は、人気YouTuberやインフルエンサー、大手企業でもよく使われているもの。
世間が興味を持つ話題を拾って商品やサービスを作ることで、売上アップに繋げるという考え方ですね。
だから、トレンドブログにネガティブな印象を持つことはないですし、自信を持って多くの人に価値を提供していってほしいと思います。
提供した価値の大きさに応じていただけるお金の多寡が変わってきますし、トレンドをうまく取り入れることで「早く大きく稼ぐ」ということが可能になりますので。
そして、「将来、このスキルをどんなビジネスに繋げていこうか?」とワクワクした気持ちで、ブログで稼いだ未来の可能性に目を向けていただけると幸いです。
コメント