ブログ記事のキーワード選定をする際の必須ツールである、YahooやGoogleの検索エンジン。
それぞれの検索窓にキーワードを打ち込むと、関連するキーワードが自動表示される、非常に便利な機能ですよね。
ただ、実際に検索してみるとYahooとGoogleでは表示される関連キーワードに若干の違いがあり、混乱されることもあるのではないでしょうか?
そこで今回は、ブログ実践4ヶ月で月収100万円のトレンドブログを構築した経験をもとに、早く成果を出すために押さえておきたい、それぞれの使い方をご紹介いたします。
同じ検索ツールでもその特徴は全く異なりますし、誤った方法でキーワード選定をしてしまうと、書いても書いても全くアクセスが集まらない…!、なんて事態にもなりかねません。
そのため、ブログ実践者の方は、必ず今回の内容を覚えておくようにしてくださいね。
それでは早速いってみましょう!
YahooとGoogleの検索エンジンについて
キーワード選定をする際の定番ツールである、検索エンジンの関連キーワード機能。
非常に有用なツールですが、GoogleとYahooでは少し違いがあります。
まずは、その呼び方でしょうか。
一般的に、
- Yahoo検索…Yahoo!虫眼鏡
- Google検索…Googleサジェスト
といった呼び方をされることが多いです。
「虫眼鏡」といえばYahoo検索のこと、「サジェスト」といえばGoogle検索のことを指していると覚えておかれると良いですね。
Yahoo検索の種類と特徴
「虫眼鏡=Yahoo検索」とご説明しましたが、Yahooの検索機能を厳密に区分すると、
- 関連検索キーワード
- キーワード入力補助機能
この2つに分かれます。
一つずつ解説していきますね。
関連検索キーワード
Yahooの関連キーワードツールは、何かキーワードを検索した際に、検索上部と検索下部それぞれに表示される機能のこと。
検索すると虫眼鏡マーク(🔍)が出てくることから、このように呼ばれています。
※Googleでも虫眼鏡マークは出るのですが、慣習的にYahooの方を指して「虫眼鏡」と呼びますね^^;
検索上部
検索下部
この機能について、Yahooの公式では以下のように説明されています。
「関連検索ワード」とは、Yahoo!検索の利用者が入力したキーワードと組み合わせて検索されるキーワードや、関連性の高いキーワードを機械的に収集し、検索回数の多いものを自動的に表示することで、再検索を補助する機能です。
(出典:「関連検索ワード」とは)
つまり、クローラー(機械)が検索結果上で表示される膨大なページの中から、出現確率や関連性の高いキーワードを判定し、自動的に抽出してくれている機能です。
ユーザーが追加でキーワードを入れる手間が省けるため、検索にかける時間が短縮される非常に便利なツールといえますね。
キーワード入力補助機能
これに対してキーワード入力補助機能は、「検索」ボタンを押す前に、関連キーワードが表示されるものです。
例えば、「もののけ姫」というメインキーワードを入れ、スペースを空けると、以下のようなサブキーワードが候補として表示されます。
この機能の最大の特徴は過去一日に最も検索されたキーワード順に、上位から表示されているというもの。
直近でよく検索されているキーワード候補が表示されることで、自動的にユーザーの関心の高いキーワードを抽出することができます。
そのため、上位表示されているキーワードを使用して記事を書けば、必然的に検索需要の高い記事を作成することができます。
ただし、こうしたキーワードはアクセスが集めやすいことから、ライバルも非常に多い傾向にあります。
ライバルがいるキーワードを選定をされる際は、必ずライバルチェックをしっかり行うようにしていきましょう!
Google検索の種類と特徴
また、Googleにも2つの関連キーワード取得ツールがあります。
- 関連検索キーワード
- サジェスト(オートコンプリート機能)
関連検索キーワード
まず一つ目が、何かキーワードを検索した際に、検索下部に表示されるこれらの関連キーワードです。
こちらの特徴としては、Yahooの虫眼鏡と同様、Googleのクローラーが収集したデータの中から、AIが自動的に関連キーワードをおすすめしてくれます。
イメージ的にはこんな感じです↓
Google:「”もののけ姫”と検索した人なら、動画にも興味あるよね~」
Google:「”もののけ姫”と検索したんなら、映画の考察が知りたいんでしょ?」
こんな感じで、これまでの検索者のパターンや、ウェブページ上に「もののけ姫」と一緒に抽出される膨大なキーワードを見て、Googleが関連する言葉をおすすめしてくれているんですね。
サジェスト(オートコンプリート機能)
そしてもう一つが「サジェスト」と言われるオートコンプリート機能。
こちらは、Googleがキーワードの人気度や類似性などに基づいて検索キーワード候補を表示しています。
また、ユーザー個人の設定次第では、過去に検索したキーワードや現在の居住地域が考慮された関連キーワードが表示されることもあります。
検索候補のベースとなるもの
・入力した検索キーワード。
・過去に行った関連する検索(Google アカウントにログインしており、[ウェブとアプリのアクティビティ] を有効にしている場合)。
・他のユーザーが検索しているキーワード(急上昇ワード検索を含む)。急上昇ワード検索は、ご利用の地域で人気を集めているトピックであり、1 日を通して変化し、ユーザーの検索履歴には関連していません。現在の急上昇ワード検索結果を取得するには、Google トレンドにアクセスしてください。
(出典:オートコンプリートの仕組み)
Yahoo検索とGoogle検索の違い
YahooとGoogleの違いについて色々とご説明しましたが、ここでひとまずまとめておきましょう。
- Yahoo関連検索キーワード…クローラー(機械)が出現確率の高いキーワードを自動抽出
- Yahooキーワード入力補助機能…過去一日に最も検索されたキーワード順に上位から表示される
- Google関連検索キーワード…虫眼鏡(①)と同じようなイメージ
- Googleサジェスト…Googleのデータに加え、ユーザーごとの過去の検索ワードや居住地域などが考慮される
その他にも、
Yahooの検索結果には、知恵袋やYahoo!ロコ、Yahoo!オークションなどのYahoo独自のサービスが上位表示されやすい傾向にあります。
※Googleの検索結果にも似たような傾向が見られます。
それぞれの検索結果を確認した際に、同じ記事でも順位が若干異なるのは、こういった細かな要素が関係しているためなんですね。
トレンドブログ向きなのはどっち?
メインはYahoo検索
それぞれの機能をご紹介しましたが、4つもあると「で、結局どれを使ったら良いの?」というところが一番気になりますよね。
そこでここでは、トレンドブログ実践者向きなのはどっちなのか?というところをご説明いたします。
これを考えるにあたって、そもそもトレンドブログとは何か?というところから理解しておくとわかりやすいですね。
現在のトレンド(流行)となっている事柄を記事にして、ブログにアクセスを集める手法。
短期的に膨大なPVを集め、記事に貼っている広告がクリックされることで、収入を得ることができます。
つまり、トレンドブログでは、“今現在進行系”で流行っているニュースやグルメ、テレビやドラマなどを取り上げる必要があるんですね。
この特徴を考慮すると、実際に検索されたキーワードが表示されるYahooの方が、トレンドブログ向きといえます。
中でも、私がよく使っていたのが過去一日の検索キーワードが一日ごとに入れ替わるYahooの「キーワード入力補助機能」です。
特に大きなニュースがあった翌日には、前日どんなキーワードがよく検索されたのかを確認してみると良いですね。(※ドラマで注目を集めている人物なども狙い目)
私自身、この方法で穴場キーワードを発見し、たった1記事で数万PV集めたことも何回もありますので、
最近話題になっている人物やニュース、イベントなどがあれば、必ず毎日チェックするようにしましょう!
補助的にGoogle検索
では、Googleの検索機能(関連検索キーワード/サジェスト)は使い途がないかと言われれば、そうではありません。
トレンドブログ実践者の場合、基本的にはYahooをメインに使用するのですが、Yahoo(特にキーワード入力補助機能)には、
『そもそも検索数が少ないキーワードは、関連キーワードが表示されない』
といったデメリットがあります。
キーワード入力補助機能は、過去一日に検索されたキーワードの関連キーワードが表示されます。
そのため、そもそもこれまで検索されてこなかったニッチなキーワードについては表示する関連キーワードがないんですね。
このような場合に、Googleの関連検索キーワード機能やサジェストから、キーワードを取得することがあります。
例えば、
- ニッチな人物が初めてテレビ出演する場合
- 新しいアニメや映画などの公開発表直後
こうした場合は、Yahooのキーワード入力補助機能に関連キーワードが表示されないため、Googleからキーワードを取得して記事を書くこともあります。
ある程度ブログに慣れてきた方で、ロング寄りの記事を増やしていきたい時は、Yahooと併せてGoogleの検索エンジンも積極的に使っていくと良いでしょう。
また、2023年の仕様では、Googleサジェストのキーワードの表示速度が速いです。
そのため、何か話題が出た直後には、どんなキーワードが表示されるかを確認してください。
めぼしいキーワードが見つかれば、そのまま使っていきましょう!
あとがき
今回は、YahooとGoogleの検索機能の違いについて、ご説明しました。
初心者の方については、
「Yahooの中でも2つ機能があって…」
「Googleもそれぞれ特徴が異なっていて…」
と、それぞれ事細かに違いを覚えておくのは大変ですので、ざっくりと
- 虫眼鏡=Yahoo検索のこと
- サジェスト=Google検索のこと
とだけ、ご理解いただければOKです。
また、4つもあると色々とややこしいので、簡単にメインはYahoo(キーワード入力補助機能)、補助的にGoogleを使用していくと覚えておけば十分ですよ!
うまく使い分けて、しっかりアクセスの集まる記事を作成していってくださいね。
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