「アドセンスの全画面広告は、どうやって収益を確認したらいいの?」
「現在導入しようかどうか悩んでいる」
本記事は、そんな疑問やお悩みを解決する記事です。
2023年10月から自由に表示頻度の変更ができるようになったこともあり、全画面広告の導入を検討される方も増えている印象があります。
そこで、全画面広告の収益を確認する方法や単価感、導入効果についてご紹介いたします。
アドセンス全画面広告の収益を確認する方法
まずは、全画面広告の収益を確認する箇所について。
「レポート」→「広告フォーマット」をクリックします。(※下の方にあるのでスクロールが必要です)
「モバイル全画面」という項目が、全画面広告の収益です。
特定期間を指定して収益を確認したい場合は、下のボタンから可能です。
また、複数サイトを運営している方で、サイトごとの収益を見たい場合は「+追加」から、「サイト」を選択すればOK!
アドセンス全画面広告の単価感
次に、全画面広告の単価感をご紹介いたします。
私が現在運用しているサイト(特化サイト)において、それぞれの枠の単価はこのようになっています。
「CPC」というのは1クリックあたりの単価のこと。
Multiplex広告のCPCがいいのは、
- 特化サイトであること(ゆえに単価が上がりやすい)
- 記事下に設置していることもあり、コンテンツを読み終わったユーザーからの購買が出やすい枠であること
これらが影響しているのでしょう。
Multiplex広告を除き、他の広告と比較して単価感はほぼ同じと考えてよさそうです。(若干の上ブレや下ブレはあるでしょう)
ただし全画面広告は、ユーザーがページ遷移時に表示されるのが主になります。
検索エンジンからにサイトへ初回訪問した際には出現せず、関連記事や固定ページなどのサイト内コンテンツをクリックした場合に表示されます。
※今後運用が変わる可能性はあります。
そのため、そもそも表示回数自体が上がりづらい広告になります。
ある日の表示回数比較
モバイル全画面だけ表示回数が少ないのは、そういうカラクリなのね!
アドセンス全画面広告の効果
アドセンス公式の見解としては、表示頻度を上げることは収益増加に繋がるとしています。
全画面広告からできる限り多く収益化したい場合は、最低頻度設定(1 分)を選択します。
(引用:全画面広告の表示頻度を選択する)
確かに、表示頻度を上げればユーザーの視認率も上がり、一定の効果が見込めるでしょう。
しかし私の見解としては、実際に効果が上がるかどうかは、サイトの特性次第だと考えています。
例えば、直帰率(ユーザーがページ上で何もアクションを起こさず離脱すること)が高いサイトの場合、当然全画面広告が表示される率は低くなってしまいます。
トレンド系のサイトであれば、比較的直帰率が高くなりやすい傾向がありますので、表示頻度を上げても収益向上はあまり見込めないかもしれません。
一方で、
- ユーザーの滞在時間が長いサイト
- 直帰率が低めで、サイト内回遊が多いサイト
であれば、表示頻度を上げることによる効果が期待できるでしょう。
サイトの内容に合わせて、全画面広告の運用有無や表示頻度を調整してみてください。
ちなみに私の特化サイトでは、RPM27円(=1000PVあたり27円)でした。【表示間隔:10分】
2023年12月、トレンド系のブログではRPMが42円(=1000PVあたり42円)でした。【表示間隔:1分】
収益性に全振りするなら…(考え方次第)
アドセンスの全画面広告は、基本的にはサイト回遊時に表示される広告です。
そのため、直帰率が高いようなトレンド系のサイトにおいては、どうしても収益が上がりづらい傾向があります。
初めてサイトに訪れたユーザーに広告を見せないというのは、SEOへの影響やユーザー体験を考えた際には賢い選択といえるでしょう。
一方で、そうしたリスクやユーザー体験よりも、「自分はガンガン収益をとっていきたい」という場合にはあまり向かない広告といえます。
どちらが良い・悪いというのは考え方によりますが、収益性だけで似た広告を入れるのであれば、アドセンス以外の他社広告がおすすめです。
全画面広告と同様に、全画面に表示される広告のことを、他社では「インタースティシャル広告」といいます。
インタースティシャル広告であれば、ユーザーが初めてサイトに訪問した際にも広告を表示させることができるので収益性は抜群です。
私のサイトでも運用しているのですが、アドセンスの半分くらい収益が出ることも。
私が運用しているインタースティシャル広告については、メルマガご登録者の方限定で公開しています。
もしご興味がありましたら、ぜひご覧くださいね。
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